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| 3-1 工程表、仮設計画他共通的な事柄 |
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工程表1 |
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マスター工程表にはタワークレーンやリフト等大型仮設物の稼動開始時期、さらにそれら
の撤去の開始及び完了時期を明示する。明示することによって屋上への大型機器の吊り込み
や大量機材の搬入時期の設定もできるし、タワー等の撤去跡の施工時期もわかる。 |
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362 |
工程表2 |
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マスター工程表には電気、水道、ガス、下水等の申請時期、引き込み時期、使用開始
時期などを明示するが、工事計画書の作成に関係のある電気主任技術者の決定の時期も示す。 |
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工程表3 |
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大規模工事の現場では標準作業工程表をつくる。それには基準階の施工手順のほか便所や
流しなどの水廻り室などについても内装仕上げから器具付けまでの工程を示す。
また、電気室、機械室など竣工期日を左右する主要設備室についても作成する。埃を嫌う室、
特に電気室は受変電設備を据えてから壁や天井を仕上げることのない工程ととする。ケースに
よっては事務室、トイレなどのモデル施工を検討する。その場合は工程表にもその計画を載せる。 |
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364 |
工程表4 |
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マスター工程表、建築及び設備等の各工程表の決定は相互に重要であるから、各責任者の
確認を得たのち決定する。 |
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365 |
工程表5 |
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建築工程表には各階の型枠解体の時期を書き込むが、解体した型枠の撤去及び搬出の完了
時期を明記することが重要である。特に地下ピットの型枠搬出はついつい遅れがちになる。
地下階のある場合、搬出のタイミングを外すとピット階の直上階の施工とバッティングし、
搬出ルートの確保すら難しくなる。また搬出が済まないとピット内の給水管、排水管など
各種の配管工事ができない。 |
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工程表6 |
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外部足場の解体開始、撤去終了の時期を明示し、撤去跡に施工する各種埋設管(埋設タンク類を含む)
の施工開始可能時期が分かる工程表とする。 |
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工程表7 |
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施工図については施工図工程表を作りその中で各階の施工図の出来上がりの時期を示す。
各機器についても最終製作図の出来上がりの時期と工場製作の時期を示す工程表を用意する。 |
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仮設計画1 |
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全ての仮設物は撤去の時期や撤去後の処置を策定の上決定する。とくに仮設の受変電施設や
トイレなど、工期末近くまで必要なものであって大型の物や、建設中の建物内部に設ける仮設物
には十分気を付ける。
つまり仮設物を置いた場所はいつ本工事の施工をするか、また撤去後も必要な仮設物の規模や
設置場所はどうするかなどを策定しておく。 |
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369 |
仮設計画2 |
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仮設電源計画で最大幹線のルートを決めるときには、工事が進んでその幹線が不要となった時
に撤去作業ををするが、その際にも問題の少ないルートであることをチェックする。 |
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370 |
仮設計画3 |
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天井から取り出す仮設照明は、天井点検口用開口部から吊り出すよう計画する。本工事の照明
器具とか火災報知器などの設備用開口部から吊り出すと、仮設照明が撤去されるまで設備機器が取り付けられない。 |
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371 |
仮設計画4 |
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ピット階配管の材料をピット階に搬入する開口部を確保する。 |
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372 |
仮設計画5 |
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ピット階のバラシ型枠、コンクリートのはつりかす、その他残材の地上への搬出計画は、時期と
方法を十分詰めたものとしておく。 |
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373 |
仮設計画6 |
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地下の汚水槽、湧水槽は思いのほか早く雨などの不要水で満たされる。事前に搬出計画を立て
ておく。槽の底がGLラインより10メートルを越える深さだと排水管のルート確保にも手間がかかる。 |
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374 |
仮設計画7 |
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仮設足場が工期末まで残る計画の場合、足場が有っても本設の電気引き込み用マンホール
など、重要マンホールの施工予定時期に予定位置に施工出来るように足場計画を立てる。排水会所についても
同様に検討を済ませておく。 |
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375 |
地下ピットに溜まる水 |
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地下ピットには給水管、排水管のほか湧水槽や汚水槽の排出ポンプ配管も通る。湧水槽や
排水槽には工事中の雨水やその他の雑水が集まるので仮設ポンプで排出しているが、工期末に
なると仮設ポンプの撤去と並行して本設の排水ポンプの利用が検討されることになる。その意味
でも、地下ピットの型枠搬出済みの予定時期を守ることが重要である。 |
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376 |
施工中の各階の利用 |
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高層建物の施工途上ではある時期、中間階が次の工程に入るまでの間、材料置き場や加工場として
利用できる期間がある。現場会議などで利用計画、管理計画について打ち合わせる。 |
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377 |
工事種目は違っても施工目的が同じ場合は同じ施工方法とする |
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外壁貫通管の水仕舞いや、屋上での機器や配管の固定など、各設備工事で同じ工事内容がある場合
は、原則として施工方法や材料も含め同じ施工要領とする。 |
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378 |
外壁開口部の上端または下端を揃える |
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建物外壁の窓や扉の上端下端のラインが凸凹であると遠くから見てよく目に付く。換気ガラリや
搬入口を外壁に設ける場合も、可能な範囲で上端下端のラインを窓や出入り口などのラインに揃え
全体として調和をとる。 |
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379 |
基礎の精度が配管の精度に影響する |
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設備機器の機材レベルの精度が悪いと、その機器に絡まる全体の精度が悪くなってどこかに無理な
力が残ってしまうことになる。また機器据付時に機器と基礎の間にライナーを厚く使うほど機器底面
と基礎の接触面積は少なくなり安定が悪くなる。ライナーを多く使うことや、グラゥトで補正するこ
とは極力避けるよう機器基礎のレベル精度には注意する。 |
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380 |
工事中の雨水対策を立てる |
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コンクリート打ちなどの外壁が出来上がっても、窓やガラスが取り付くなど水仕舞いができるまで
は思いがけない所から雨水が浸入する。浸入した雨水は振り下げ用の穴やエレベータシャフトのほか、
床が一段下がったトイレの床スリーブなどから容赦なく下に落ちる。下では水を嫌う材料が置いて
あったり、保温工事が始まっていたしてひどい目に合うことがある。浸入雨水の排水計画もタイミング良くたてる。 |
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381 |
建屋内に置いても資材は濡れる |
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資機材の仮置きは5cm以上の水切り台の上に置き、必要に応じて
ビニールシートで養生する。建屋内の場合でコンクリート打ちが終わっていても窓ガラスが入って
いないと予期せぬ雨水で床上直置きの資機材が大濡れすることがある。 |
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382 |
緊急停止ボタンの誤操作防止 |
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中央監視盤には防災上あるいは事故防止のためにいろいろな緊急停止ボタンを設けてある。それら
は操作卓上のよく目に付く位置で、操作のしやすい場所に設けて冷温水機やボイラーなど燃焼機器の
緊急停止に備えている。
しかしこれらは通常時には絶対に誤って操作することがあってはならない。そのため緊急停止ボタン
には誤操作防止のカバーを装着し、緊急停止の意思を持って操作するとき以外は操作されないように
監視盤の製作図の検討段階で十分吟味工夫をしなくてはならない。 |
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383 |
総合リハーサル |
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建物の規模、用途に関係なく建物が竣工すると落成式を行うかどうかを確認する。落成式を行う
となると落成式会場のほか建物全体の音響、照明、空調、特殊機器、トイレ小便器センサー(セン
サー制御盤が他機のインバータの影響を受けることあり)、ときにはエレベーターのオペレータ運転
もリハーサルする場合がある。必要に応じたリハーサルを済ませた上で当日を迎えるようにする。 |
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384 |
スイッチの横一列は避ける |
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各室とも扉を開けたすぐの壁にスイッチがある。しかし部屋によっては照明用、調光用、空調、
換気、アッテネーターなどのスイッチがあり、それらのスイッチを横一列に並べるとその幅が1m
を越える場合がある。そうなるとキャビネット、各種棚の配置計画、部屋の使い勝手まで大きな影響
が出る。スイッチの配置は上下に配するなどして極力横に広がらない工夫をする。 |
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385 |
仮設電源などの申し込み人 |
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工事現場では工事用の電力、給水などが必要となり、それぞれの事業者に仮設引き込みを申し込
むことになるが、竣工間近のある時期に仮設を撤去して本設に切り替わる。仮設引き込みの申し込み
人と本設引き込みの申し込み人の関係、その切り替え時に発生する諸条件などは事前に事業者によく
説明を受けておくことが重要である。 |
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改修工事の給水接続、および電線接続(重要) |
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工事が一期、二期に分割される場合の一期部分と二期部分の給水接続、また改修工事の場合
の給水接続に際しては、既存部分の漏水の有無について工事の着手前と完成後に責任者の立会い
を求めて接続の前後に漏水が無いことを相互に確認する。このとき水圧を上げると老朽機器から
の漏水も有りうるので注意を要す。
このことは電気工事の回線連結の場合も全く同様で、工事の前後において絶縁状況を調査し、
後の工事による絶縁性能の劣化は起きてないことを確認する。 |
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387 |
液晶表示盤 |
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液晶表示盤は周囲温度が上がってくると表示内容が見えにくくなるケースがある。ボイラー
などの発熱体の近くに液晶表示付制御盤を設置する場合は事前にメーカーと打ち合わせをしておく。 |
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388 |
会所の位置と足場 |
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電気のマンホールや排水会所、その他横引き配管などの施工位置に仮設足場があると、これらの施工は困難になる。
足場の設置についてはマンホールなどの施工時期やその位置も確認し関係者と打ち合わせも行うが、
マンホール類や横引き配管を足場の外側へずらせないかも検討する。 |
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389 |
季節に合わせて現場へ搬入する |
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各種機材の搬入も、地下階に据えるものから中間階、また最上階のなど各所多岐にわたる。
工期のながい現場になると搬入時期もいろいろとなる。しかし梅雨どきに受変電機器の搬入は
避けたいし、屋上防水ができてない最上階の機械室には空調機も入れたくない。そのため機器
の性能に与える天候の影響も考慮して搬入時期を決める。 |
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390 |
多目的ホールの床は穴だらけ |
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多目的ホールは文字どうり種々の利用形態がある。スポーツ、音楽、食物の実演販売、etc。
床面にはスポーツのためのポスト穴、食物実演のための給排水接続口等々が並ぶこととなる。
これらの床面配置計画の際には、スポーツの利用範囲に他用途の床面開口が配置されないよう気をつける。
そのホールで公式競技を行う場合は特に注意を要す。 |
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391 |
運転管理者の決定は竣工時期から逆算して決める |
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大型建物の場合、建物全体のシステムも複雑で設備機器の種類も多くなる。運転管理者も
早い時点で決定し竣工前の試運転時点には現場に入って「どんなシステムになっているか、
どんな機器が何処に設置されているか」などを少しでも早く運転管理者に理解してもらう必要
がある。そのことが建物の引渡し説明や使用開始をスムースにさせる。 |
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392 |
拭き掃除水の放流先は出来上がっているか |
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建物も出来上がってくると内部の拭き掃除を始める。しかしこの時点で掃除用に使った水
の放流先が仕上がっていないと放流ができず掃除は大変困難である。大至急屋外の排水路工事
に掛かろうとしても、施工予定場所に足場があったり材料置き場があって作業ができないこと
がある。全体工程の中で排水路の工程は十分検討しておく。 |
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393 |
引き込み管から臭いも引き込む |
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電力線や通信系の線を屋外から地中で建物内に引き込み配管をする場合、外壁貫通部は遮水スリーブを使い、
スリーブ内や管の端部もシールを施してピットに引き込む。
続いてピットからの配管を屋内で立ち上げる場合も床面で管端部にシールを施して湿気、臭気、虫などの侵入を防ぐ。 |
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394 |
各種設置届等は綴りにして引き渡す(重要) |
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建設に際しては、消防署をはじめいろいろな官庁に各種設置物の届けを出す。設置届を
出した機物は竣工後いずれも継続的メンテナンスを必要とするものが多く、現場監理者は
各提出先ごとに届を出した事項について綴りを整理しておき、竣工時に施主に引き渡すと
後日管理上大変役立つ。 |
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395 |
引渡し竣工図の背表紙名 |
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建物の引き渡しの際に竣工図も引き渡す。工事規模が大きく棟数が多いと工事も第一工区、
第二工区などと区分けされている。しかし出来上がった建物を使用する際の名称は第一工区は
「子供の国」であったり第二工区は「リハビリステーション」であったりする。
竣工図の背表紙には現実の使用上の名称が決まっている場合はその名称も合わせて書き込む
と後日の利用に大変便利である。また同じ名称の竣工図でも建築や電気など数冊ある場合は工事ごとに表紙の色を変える。 |
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トイレなどの床は勾配を取らずフラットにすることもある |
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トイレには床掃除のときの流し水のために床勾配を設けるが、広いトイレになると何ヶ所も
土間排水口が必要となり勾配の取り方も難しくなる。床排水金物廻り以外は床勾配を取らず全
体をフラットに仕上げ、排水金物だけを床面から1cm内外低くし、その周囲をすり鉢状に仕
上げる方法もある。この方法だと壁側に設ける男子トイレのストール型小便器の底面合わせも
簡単になる。床面の水は棒刷りで掃除のときにそこへ流し込む。 |
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397 |
効果的な電気配線ピットをつくる |
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電気室の床配線用ピット工事は建築の土間工事に含まれることが多いが、電気工事で必要な
形状と食い違うと何かと不都合である。コンクリート施工前に必要なルートの確認、効果的な
ピット蓋の割付や線保護のための角とりについても吟味し、建築担当者と意思疎通を図っておく。 |
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398 |
一件の事柄は一件で終わらない(最重要) |
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良い結果悪い結果にかかわらず建物内では同じことがよく起こる。複数台設置機器のうち一台
が不調になるとやがて他の機器も不調になることがある。施工方法においても同じ考え方で施工方法を決めて施工した場合、一ヶ所で不具合が出ると他所でも出ることがある。
何かにつけて一つ発生した事柄は「他にも起こることはないか?」と事前に注意を喚起する。
このことは一建物に限ることでなく他建物についても考えを広げることが大切である。 |