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電気工事施工管理、管工事施工管理の実務ポイント

第4回目:施工図にて、幹線サイズ計算・ダクト抵抗計算・熱負荷計算を見直す。

施工に際し、多くの場合、設備設計計算書は、手に入ります。

施工に大幅な変更が生じた場合、再計算することは重要です。

施工図で、幹線ルートを大きく変えた。負荷容量が大きく変わった。
この場合、幹線サイズの再計算が必要です。

意匠上、OA・EAガラリの取付位置が、ガラッと変わった。
この場合、ダクト抵抗の再計算が必要です。

建築プランが大きく変わった。間仕切り壁がなくなった。
この場合、熱負荷計算が必要です。

■ おすすめ:計算ソフトを使う。

空調熱負荷計算は、フリーソフトが公開されています。
ダクト抵抗計算は、フリーソフトが公開されているかどうか定かではありませんが、
比較的安価で手に入りやすい。
それでもと言う方には、サンプル版で計算をして、エクセルシートに転記する方法もある。これなら、費用負担なし。

やっかいなのは、幹線計算です。
単独幹線ならば、何とかエクセルでも計算できる。
幹線分岐があれば、難易度は極端に上がる。

私事ながら、電気設備計算ソフト[弊社として、非売品扱い]を使用している。
使用するには、専門知識が必要な箇所もあるため、一般に販売していません。

これなら、幹線分岐があっても何ら苦にならない。いとも簡単に計算できる。
短絡電流計算も流れ作業で可能。

高価な計算ソフトを購入するか、それとも必要なとき、計算を外注するかは、ご判断ください。
エクセルで計算をする場合は、くれぐれも計算前提条件を組み込むことをお忘れなく。
といっても、高度な計算式が要求されるが‥

施工図での、再計算はVE案として、十分活躍をします。

ぜひ、現場で、施工図で、再計算に取り組みましょう。
チャレンジしてください。

監理者チーム

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