公共工事における特記仕様書について、思うこと。 
・ 工種別施工計画書、施工図等を作成するに当たり、特記仕様書を熟読されていますか? 
 
・ 特記仕様書を軽んずると、大きな手直しが生じて、ギャフンとなり得ます。 
特記仕様書は、最優先図書です。 
共通仕様書に記載されている内容は、特記がない場合として適用されます。 
 
特記仕様書は、重要なことを 「さらっと」 記載しています。 
だから、ここに 落とし穴 があります。  
施工計画書を書く前に特記仕様書を隅から隅までよく読み、 
重要事項をピックアップされてはどうでしょうか。 
施工計画書ができあがった時点で、特記仕様書に適合しているかチェックしましょう。 
 
特記仕様書があいまいであれば、施工計画書 (施工要領書 CAD を含む)で明確 にしましょう。 
この施工箇所は、この材料で、この仕様・工法です、といった表等を使い明解な表現が良い。 
 
施工計画書は、まず大局をおさえます。 
続いて、より具体的に表現します。 
詳細は、その後となります。 
段階を踏まえることが重要です。 
 
何気なしに見逃した特記仕様書の一行が、大きな手戻りとなって返ってこないよう、 
細心の注意を払いたいものです。 
 
あぁおそろしい、特記仕様書の何気ない一行が ‥ 
監理者チーム  |